二代目コメットさん『大場久美子』

大場久美子プロフィール

70年代アイドルの大場久美子

生年月日 1960年1月6日
芸能界入り 子役から『あなたをスターに!』特別賞
キャッチフレーズ 一億人の妹
レコードデビュー 1977年6月5日(あこがれ)
主要音楽祭受賞歴
(最優秀新人賞)
主要音楽祭受賞歴
(大賞)
ゴールデン・アロー賞
受賞歴
主要映画賞受賞歴
(主演賞、助演賞、新人賞)
紅白歌合戦出場回数
(2025年まで)
0回
代表曲
()内はオリコン最高順位
78年:キラキラ星あげる(41位)
78年:ディスコ・ドリーム(41位)
79年:スプリング・サンバ(44位)
他多数

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目次

『あなたをスターに!』までの活動

大場久美子は小学生の頃から子役として活動していますが、アイドルとしてデビューするきっかけになったのは岡田奈々らを輩出したオーディション番組『あなたをスターに!』でした。
スカウトしたのは後に数々の人気女性アイドルを誕生させた『ボンド企画』なのですが、この頃の大場久美子はドラマデビューを果たし堀越学園に通るなど既に芸能人としても一定の評価を受けていたようです。
ちなみに私はこの『あなたをスターに!』という番組の詳細を把握していないのですが、歌の審査はちゃんとあったのか気になるところです。(;^_^A

アイドルオーディションの一覧とその出身者
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大場久美子は元祖・音痴アイドル?

元々子役だったこともあり、オーディション合格後は女優として活動する大場久美子でしたが、時代の流れに乗って歌手としてもデビューします。
しかし、ここで大きな問題が生じます。
大場久美子は歌が下手だったのです。Σ(゚Д゚)
浅田美代子など、それまでも歌がイマイチなアイドルはいましたが、大場久美子はそういったアイドルとも比較にならないレベルの音痴っぷりでした。
1980年代半ばになると、『おニャン子クラブ』のメンバーなど歌が下手なアイドルでも曲がヒットするケースが頻発するのですが、大場久美子が歌手活動をしていた当時は、歌が上手い人が歌手になるという当たり前のことがまかり通っていた時代なので、大場久美子は人気はあるのにレコードが売れないという状況が続きます。

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歌が下手だったことで人気を獲得?

大場久美子は、歌が下手なことがプラスに働いた初めてのアイドルだったかもしれません。
日本のアイドル文化は親しみやすさも大きなポイントですので、歌が上手すぎて本格的な歌手の路線に行ってしまうと応援するファンから遠い存在になってしまうのです。
松田聖子はそのバランスが絶妙で、山口百恵や中森明菜は少し本格的な歌手に寄りすぎていたかもしれません。
大場久美子のほんわかした雰囲気は親しみやすいほうに寄っていたので、歌が下手な部分も上手く作用し人気を得る原動力に繋がったように思います。

歌が下手なおかげで芸能界で成功したアイドルたち
アイドルの中には歌がいまいち・・・というかハッキリと下手だった人が多数存在していることは周知の事実です。しかし、そのことが却って芸能人として成功する糧になっているケースもあるようです。そんな音痴で得したアイドルをまとめていきます。

歌手活動の停止と音楽番組の司会業

下手ながらも歌手活動を続けていた大場久美子でしたが、1979年10月19日のコンサートをもって、音痴だからという理由で早々に音楽活動を停止してしまいます。
アイドルとしての人気はあったのですが、いかんせんレコードの売り上げが悪く、この判断は仕方ありませんでした。
大場久美子が音痴なことは自他ともに認めることなのですが、なぜか『第10回 日本歌謡大賞』や『NTV紅白歌のベストテン』といった音楽番組で司会を任されています。
更には『オーケストラがやってきた』などという極めて音楽性の高い番組でも、大場久美子は司会をしているのです。
制作陣が大場久美子を司会に選んだ意図は何だったのでしょうか?
永遠の謎です。(;^_^A

『コメットさん』主演!

アイドル期の大場久美子の代表作と言ったら『コメットさん』を置いて他にないでしょう。
コメットさんは、魔法を使ってトラブルを解決する少女向け特撮ドラマで、漫画やアニメの『魔法使いサリー』や『ひみつのアッコちゃん』が実写化されたような感じと言えばイメージしやすいかと思います。
あまり知られていないですが、大場久美子は2代目のコメットさんであり、初代のコメットさんは1967年7月3日から1968年12月30日まで放送され、九重佑三子という女優が主演しています。
ちなみに、この初代コメットさんには大場久美子の高校(堀越高校)時代の同級生である林寛子が子役として出演していました。

大場久美子版のコメットさんは、1978年6月12日から1979年9月24日まで放送され、大きな人気を得ることに成功します。
現在なら、この手のドラマが放送されるのは日曜の朝になる可能性が高いのでしょうが、当時は子供が多かったということもあり、平日のゴールデンタイムに放送されていました。
そのため世間に対する影響も大きく、現在でも大場久美子のイメージとしてコメットさんを挙げる人は多いようです。

大場久美子の人気

1970年代終盤、大場久美子は榊原郁恵、石野真子と並んでトップレベルの人気を誇っていました。
1979年のブロマイド売上ランキング(マルベル堂)では、1位が大場久美子、2位が榊原郁恵、3位が石野真子、同年にアイドル雑誌の明星が行った人気投票(明星オールスター紅白ベスト・テン)では、1位が山口百恵、2位が榊原郁恵、3位が石野真子、4位が大場久美子となっています。
以上のように、1970年代終盤にデビューした女性アイドルとしては、この3人の人気が突出しており、3人セットで売り出す企画も進んでいたそうです。(山口百恵のデビューは1973年)
しかし、その企画は本格化することなく、3人の人気は1980年にデビューする松田聖子の人気に飲み込まれてしまいます。

また、この3人には変な繋がりがあり、大場久美子は上記した通り『NTV紅白歌のベストテン』で司会を務めていましたが、その後を引き継いだのが榊原郁恵です。
番組が『ザ・トップテン』に模様替えした以降も榊原郁恵は司会を務めますが、その後を引き継いだのは石野真子で、3人による司会者リレーが行われています。

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オリンパスのCMに出演

1979年の大場久美子は、オリンパスの一眼レフカメラ『OM-10』のCMに出演しています。
CMでは、今までのイメージと違う怒っているかのような表情が話題となりました。
この怒った表情は、実際にCM撮影中にスタッフと揉めたことによる本当の表情だそうです。
ちなみにOM-10の値段は58,500円で、当時の大卒初任給が109,500円でした。

翌年の1980年には、宮崎美子がミノルタの一眼レフカメラ『X7』のCMに出演し、大場久美子以上の話題となります。
ちなみに、こちらの値段は59,500円です。
更に1982年には、歌手デビュー前の早見優がペンタックスの『ペンタックスMG』のCMに出演しています。(カメラの値段は40,000円)

以上のように、大場久美子はカメラのCMと女性アイドルという組み合わせの先駆者となっているのです。(宮崎美子はアイドルとは言えないが)

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『マジカル7大冒険!』の主演と当時の変わったドラマ

コメットさんの放送と同時期に、大場久美子は『マジカル7大冒険!』というバラエティ色が強い子供向けのドラマに榊原郁恵とともに主演します。
『マジカル7大冒険!』は一応ストーリーのあるドラマなのですが、全編がリアリティを一切求めていないようなセットのスタジオ撮影で、半分コントのような作りになっていました。

当時はこういったドラマが多数あり、女性アイドルが主演することが定番となっていたのです。
では、『マジカル7大冒険!』を含むTBSの木曜19:00から19:30に放送されたドラマの一覧を御覧ください。

1978年4月6日~1978年9月28日 UFOセブン大冒険 榊原郁恵、ピンク・レディー
1978年10月5日~1979年3月29日 マジカル7大冒険 榊原郁恵、大場久美子
1979年4月5日~1979年10月4日 少女探偵スーパーW 榊原郁恵、大場久美子
1979年10月11日~1980年3月27日 ミラクルTV大出動 榊原郁恵
1980年4月3日~1980年9月25日 スターダッシュNo.1! 榊原郁恵
この期間は男性アイドルが主演
1982年4月1日~1982年9月30日 ピンキーパンチ大逆転 松本伊代、柏原よしえ
1982年10月7日~1983年3月31日 パリン子学園No.1 松本伊代、小泉今日子、堀ちえみ

これら全てが、『マジカル7大冒険!』と同じでドラマとコントの間のような作品となっています。(『パリン子学園No.1』だけは明確なコント番組)
コント番組すらもなくなった現在ではなかなか考えられないような作品が、当時はゴールデンタイムに多数放送されていた事実に今の若い人はビックリするかもしれません。

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女優・大場久美子

歌手活動の停止後の大場久美子は、主に女優として活動していきます。
まだ大映ドラマと呼ばれる前の大映テレビが制作した『秘密のデカちゃん』(放送日:1981年4月15日から1982年1月6日)では主演を任されています。
これは、後に話題となるドロドロとしたストーリーの大映ドラマではなく、1970年に放送された『おくさまは18歳』の系譜で、夫役の配役も同じ石立鉄男でした。
その後は脇役に回りますが、1980年代の大場久美子は様々なドラマに顔を出す存在でした。

大場久美子の不運

1980年代終盤以降の大場久美子には、不運続きのタレントというイメージがあります。
1987年には実家がもらい火で全焼、1992年には所属事務所のボンド企画が倒産、1994年にはサイドビジネスのレストラン経営を任せていた人物に逃げられて自己破産と、ツイてない話でメディアを騒がすことが多くなっていきます。
アイドル時代の活躍を知らない世代の中には、大場久美子のことを不運続きのタレントとして認識している人もいるかもしれません。

ちなみに、石野真子の家も火事になっています。(ノ_-。)

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その後の大場久美子

1990年代になると、大場久美子は所属事務所倒産の影響もあり仕事を減らしていきます。
2000年には結婚をし、芸能活動が更に限定的となりました。
後に告白したところによると、2000年からはパニック障害に悩まされていたそうです。
しかし最近は、You Tubeなどで明るい姿を見せている他、歌も普通に披露しており、残念なことに少し歌唱力が改善しています。(;^_^A

私が好きな大場久美子楽曲

私が1番好きな大場久美子の楽曲はノーコメント・・・と言いたいところですが、強いて言えば

大人になれば

です。
正直、大場久美子の歌はどれも・・・ですが、聴き慣れると癖になります。
しかし、これはアイドル上級者の話なので初心者は絶対に手を出さないようにしましょう。(;^_^A

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1977年デビュー
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年齢:思ったより若い
所在地:関東平野(情報が関東に偏る)
性格:生まれ持ってのデータ厨
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【サイト説明】
近年、You Tubeなどの動画サイトの影響か、中高生などの若い世代に70年代アイドル・80年代アイドル・90年代アイドルなどのファンが増えているそうです。
その一方で、インターネット環境の変化からサイトの閉鎖が相次ぎ、かつてネット上で書かれていたアイドルの情報が損失していっています。
自分はアイドルオタクというほどアイドルにハマっていたわけではありませんが、若い世代に20世紀に活躍したアイドルたちのことを語り継いでほしいので、自分の知り得るアイドルの情報を今のうちに書き残していきたいと思います。
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