実力派歌手『森川美穂』

森川美穂プロフィール

80年代アイドルの森川美穂

生年月日 1968年5月5日
芸能界入り 東京音楽学院大阪校
→第2回『ヤマハボーカルオーディション ザ・デビュー』グランプリ
キャッチフレーズ 涙をひとつ、おいてきます。
多感世代のヴォーカルヒロイン
振り向いて、MIHO
レコードデビュー 1985年7月21日(教室)
主要音楽賞受賞歴
(最優秀新人賞)
主要音楽祭受賞歴
(大賞)
ゴールデン・アロー賞
受賞歴
主要映画賞受賞歴
(主演賞、助演賞、新人賞)
紅白歌合戦出場回数
(2025年まで)
0回
代表曲
()内はオリコン最高順位
87年:おんなになあれ(18位)
90年:ブルーウォーター(17位)
93年:君が君でいるために(21位)
他多数

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目次

森川美穂はポプコン出身!

森川美穂は中学3年生のときにオリジナル曲を作り、1983年ヤマハのポプコン(ヤマハ・ポピュラーソングコンテスト)に関西四国地区代表として出場します。
このコンテストでグランプリは獲得できませんでしたが、同じ年に行われた『第2回ヤマハボーカルオーディション「ザ・デビュー」』でグランプリを獲得し、ヤマハ音楽振興会に所属することになりました。
以上のように、森川美穂はアイドルというよりはシンガーソングライターの側面が強くなっています。
ちなみに、森川美穂が出場したポプコン(第26回ポプコン)のグランプリ獲得者は『サイレント・イブ』のヒット曲で知られる辛島美登里です。

森川美穂はなぜアイドル扱いされたのか?

上記の通り、森川美穂は本格的な歌手として扱われてもおかしくない形で芸能界入りしていますが、なぜかアイドル扱いされることとなります。
それには明確な理由がありました。

森川美穂がグランプリを獲得した『ザ・デビュー』の初代グランプリは小林千絵というアイドル(後のバラドル)です。
小林千絵は1970年代からアイドルを目指し数々の有名オーディションを受けており、高校1年生のときに『スター誕生!』、『第4回ホリプロスカウトキャラバン』、『HIDEKIの弟妹募集!!全国縦断新人歌手オーディション』などの著名なオーディションを立て続けに受け、いずれも決勝までは進出していますがグランプリは獲得できないという状況が続きます。
その後は『HIDEKIの弟妹募集!!全国縦断新人歌手オーディション』で同じ大阪代表として仲良くしていた河合奈保子がグランプリを獲得し、一瞬で扱いが変わってしまったことにショックを受けて1年半ほどオーディション活動をやめていたのですが、高校卒業間近に最後のつもりで『第1回ヤマハボーカルオーディション「ザ・デビュー」』を受け見事グランプリを獲得して芸能界入りを果たします。
本人は年齢的な問題を踏まえニューミュージックの路線も考えていたようですが、元々アイドル志望ということもありヤマハ初のアイドル歌手として売り出されることとなりました。

その影響で、同じオーディションのグランプリ獲得者である森川美穂もアイドル的な売り出し方をされたようです。
実際に、森川美穂は歌手デビュー前に小林千絵が主演するミュージカル『小公女セーラ』に出演するなど、シンガーソングライターとしては考えられないような仕事で芸能界デビューをしています。

アイドルオーディションの一覧とその出身者
1970年から1999年までに行われた、一般人女性を対象としたオーディションや新人発掘型のコンテストの結果(グランプリ、入選者)や著名な落選者などを、この場で一気にまとめたいと思います。ただし、大学が主催するミス・キャンパスや、世界大会など...
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3rdシングル『赤い涙』について

1986年3月19日に発売された森川美穂の3rdシングルは、秋元康が作詞した『赤い涙』という楽曲でした。
この曲は少女の自死をテーマにしたものだったのですが、発売の11日後に中山美穂の親友で歌手デビューも決まっていた遠藤康子が、そして20日後には岡田有希子が自ら命を絶ちます。
秋元康は、赤い涙の発売2ヶ月前にも早瀬優香子の『サルトルで眠れない』というシングルと『躁鬱 SO・UTSU』というアルバムで、精神的な病や若い女性の死についての作詞をしています。
これらの曲と遠藤康子や岡田有希子の死の関係性は不明ですが、秋元康は何らかの時代的な意図を感じて作詞をしていたのかもしれません。

彼女はなぜ自ら死を選んだのか?『岡田有希子』
岡田有希子プロフィール生年月日1967年8月22日(1986年4月8日没)芸能界入りスター誕生!キャッチフレーズいつまでも、一緒にいてね。ステキの国からやって来たリトル・プリンセスレコードデビュー1984年4月21日(ファースト・デイト)主...

最大のヒット曲は『ふしぎの海のナディア』の主題歌

元々歌手よりのオーディション出身でシンガーソングライターの側面も強い森川美穂は、アイドルとしては抜群の歌唱力を誇っていましたが、ヒット曲にはあまり恵まれませんでした。
そんな中、アニメファンから大きな支持を得ることとなる『ふしぎの海のナディア』というテレビアニメのオープニング曲(ブルーウォーター)を任され、自身最大のヒット曲となります。
『ふしぎの海のナディア』は、もともと宮崎駿が監督したテレビアニメ『未来探偵コナン』の続編(あるいは継続作品)として考えられた企画で、制作は後に『新世紀エヴァンゲリオン』を発表し話題となるガイナックスが担当しています。(スタジオジブリの『天空の城ラピュタ』も同じ未来探偵コナンの続編企画から端を発して作られている)
このようにアニメ界の巨匠が関わった作品でしたから、ふしぎな海のナディアがアニメファンから支持されるのも当然だったわけです。

しかし、森川美穂自身はブルーウォーターのことをあまり好きじゃなかったそうです。
ブルーウォーターは、歌手としての森川美穂が評価されたわけでも、今までの活動を支援してきたアイドルファンがCDを買ったわけでもなく、オタク層に近いアニメファンに支持されたアニメソングという様相が強かったので、本人的に納得感が低かったものと思われます。
ただこの曲が森川美穂の転機になったことは間違いなく、ブルーウォーター発売直後に出した6枚目のアルバム『Vocalization』は最高4位、次作(POP THE TOP!)も同じく4位と森川美穂のCD売り上げは一気に良くなります。

森川美穂はキックベース選手?

歌手として一定の評価を得たとは言え、森川美穂のシングルはブルーウォーターの17位が最高で、売れているとまでは言えませんでした。
そんな森川美穂は、歌手として大成しなかった多くのアイドルたちと同じくバラエティ番組に出演することとなり、同期で同い年でもある森口博子(と森脇健児)の冠番組『夢がMORI MORI』に、キックベースをする選手としてレギュラー出演することとなるのです。

『夢がMORI MORI』は、フジテレビの土曜23時から放送していた人気番組『ねるとん紅鯨団』の次の時間帯に放送で、前の番組はダウンタウンやウッチャンナンチャンが出演していた伝説のコント番組『夢で逢えたら』ですから、かなり期待されて作られた番組でした。(正確には『夢で逢えたら』と『夢がMORI MORI』の間に『夢の中から』というダウンタウンとウッチャンナンチャンが出演するトーク番組が4ヶ月間放送されている)
この『夢がMORI MORI』のメインコーナーとなっていたのが、番組のレギュラーチームと挑戦者チームがキックベースで対決する『スーパーキックベース』だったのです。
スーパーキックベースには様々な有名人チームが挑戦し、当時はそれなりに話題になっていたことを覚えています。
ちなみに夢がMORIMORIチームは、森口博子と森脇健児に加え、森且行、森川美穂、森末慎二という全員名前に“森”がつくメンバー構成でした。

バラドルから紅白歌手へ『森口博子』
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その後の森川美穂

こんな厳しい芸能界で森川美穂を救ったのは、やはり歌でした。
レコード会社や所属事務所の移籍などが相次いでも、森川美穂は歌をひたすらに歌い続け、歌手として評価を得ることに成功します。
自分で作詞をすることも徐々に増えていき、現在は本来目指したであろうシンガーソングライターとして音楽を中心に芸能活動を継続中です。

私の好きな森川美穂楽曲

私が1番好きな森川美穂の楽曲は、

ブルーウォーター

です。
アニメ『ふしぎの海のナディア』は観たことがありませんが、この曲はギリギリ聞いたことがある森川美穂唯一の曲です。

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プロフィール
究極DD(管理人)
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名前:究極DD
年齢:思ったより若い
所在地:関東平野(情報が関東に偏る)
性格:生まれ持ってのデータ厨
好きなもの:女性アイドル
好きな番組:ザ・ベストテン
好きなドラマ:大映ドラマ
嫌いなもの:男性アイドル
専門分野:90年代の女性アイドルグループ
X(旧Twitter):https://x.com/idol20th
【サイト説明】
近年、You Tubeなどの動画サイトの影響か、中高生などの若い世代に70年代アイドル・80年代アイドル・90年代アイドルなどのファンが増えているそうです。
その一方で、インターネット環境の変化からサイトの閉鎖が相次ぎ、かつてネット上で書かれていたアイドルの情報が損失していっています。
自分はアイドルオタクというほどアイドルにハマっていたわけではありませんが、若い世代に20世紀に活躍したアイドルたちのことを語り継いでほしいので、自分の知り得るアイドルの情報を今のうちに書き残していきたいと思います。
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